桜通り歯科便り#2
~口臭。スメルハラスメント~
こんにちは。桜通り歯科便りの第二回目は口臭、“スメルハラスメント”についてです。
“スメルハラスメント”なんて言葉が存在することを私はつい最近知りました。
読んで字のごとく、口臭が周囲に嫌悪感を抱かせる時に使われる言葉のようです。
少なからずの口臭はすべての人にあります。
ですが、病気につながっている場合も多いので要注意です。
また、ここ日本橋で働かれている方は商談など仕事面でお相手の印象に関わるケースもあると思います。より一層ケアすることは意味が大きいかもしれませんね。
原因を大まかに別けてみます。
- 口の中の状態が原因
- 胃の調子が原因
- 鼻、肺、の調子が原因
- 肝不全
- 糖尿病
- シェーグレン症候群
- 無理なダイエットが原因
- 飲食物の種類
1.の口の中の状態が原因というのが、全体の60%にあたるという報告があります。
虫歯、歯周病、冠や詰め物が合っていない、歯の根の状態が悪い、膿が溜まっている、入れ歯。
口で呼吸する。緊張、ストレス、高熱を出したため口の中が乾燥している。
などどれもが細菌の繁殖が原因です。
タバコを吸われる方なども口の中が乾くので同じことが言えるでしょう。
わかりやすく口臭の原因を探る7つの項目を挙げてみますので、当てはまるかどうかチェックしてみてください。
- 口の中がパサパサしている
- 仕事などでストレスを長く感じている。
- 舌の表面が白く、磨いたことがない。
- は、詰め物や入れ歯の表面を舌でさわるとザラザラしている。
- 歯茎が腫れたり、血が出たりすることがある。
- グラグラ動いている歯がある。
- 穴の空いた歯や詰め物が取れたままになっている。
どれもが細菌の繁殖に関与していることは間違いありません。日々の歯磨きによる清掃と専門的に予防、メンテナンスを受けることは大切です。
臭ってくる前にしっかりと原因を取り除き、生活習慣を改善していきましょう。